1902年の『忠勇征露丸』誕生から、なんと120年以上の歴史を持つ、ラッパのマークの正露丸。
正露丸ブランドサイト|大幸薬品株式会社
製品サイトには「正露丸は、1日3回服用しましょう!」と書かれていますが、あの独特の臭いや苦みから、筆者は一度飲むとしばらく遠ざけてしまっています。よく効くのですが。
誰しも同じ苦しみを感じていたのでしょう。早くも1957年には糖衣コーティングされた「セイロ」が発売され、何度かリニューアルを繰り返し、2004年には現在の「セイロガン糖衣A」が登場しています。
セイロガン糖衣Aにはビン入り(36錠、84錠)のほかに、PTP(Press Through Package)シートに入った製品(24錠、48錠、120錠)や、ケースに入った携帯用の製品(24錠)もあります。
その製品の一部にひび割れが発生していることと、一部のロットで使用期限時点に有効成分の含量が承認規格を下回る可能性があることが判明したため、1,063,020個(錠数では37,752,480錠)が自主回収されています。
『セイロガン糖衣 A』一部製造ロット自主回収のお詫びとお知らせ
消費者庁 PMDA
回収の対象は、セイロガン糖衣AのPTP製品(24錠、48錠、120錠)、携帯用(24錠)の一部です。
携帯用はリニューアル前の製品が該当しています。
安全性への影響は極めて低いとされているためか、ほとんど報道されていません。
台湾や香港でも同じ理由で回収されていて、台湾では現地で報道されています。台湾だけで68万錠が該当しています。
なお、セイロガン糖衣Aは2023年9月にも自主回収が行われています。この時は、製造方法が承認書から逸脱していたためでした。