2020年にサンスターが行った調査では、60.1%の人がハブラシの衛生面が気になると回答しています。
そうした人向けに、ハブラシの毛からハンドルまで抗菌加工されたドゥー・ガードシーユーツープラス ハブラシが、2021年9月にサンスターから発売されました。
ハブラシの衛生が気になる人は6割!サンスター史上初、毛からハンドルまで抗菌加工のハブラシ「ドゥー・ガードシーユーツープラス ハブラシ」新発売 | サンスター株式会社のプレスリリース
それまでにも抗菌毛のハブラシは販売されていましたが、毛を植えているハンドル部分にも抗菌作用がある銅を配合したプラスチックが使用されました。
その分、価格がやや高め(発売当初で税込550円)だったこともあり、2023年3月には製造終了となりました。
このハブラシのハンドル部分に負荷が加わると破損する可能性があることが判明したため、270,440本が自主回収されています。
「ドゥー・ガードシーユーツープラス ハブラシ」および「オリジナルハミガキセットケース」 自主回収に関するお詫びとお知らせ
消費者庁 経済産業省
回収の対象は、2021年10月~2023年3月に出荷された、『ドゥー・ガードシーユーツープラス ハブラシM』、『ドゥー・ガードシーユーツープラス ハブラシS』と、非売品の『オリジナルハミガキセットケース』です。
お知らせに、「原因は、プラスチック部分(ポリプロピレン樹脂)に抗菌作用を目的に配合した銅の影響で、高温多湿の環境下などで時間の経過とともにハブラシ樹脂の強度が想定以上に低下すること」と示されていますので、回収の対象は出荷分すべてです。
ゴシゴシ磨いていて折れると口を切るかもしれませんので、手元にあれば回収を依頼しましょう。
あまり売れなかったため?か、ほとんど報道されていません。