ホンダのN-BOX、N-WGN、N-VAN、N-ONE等で大規模リコールが行われています。
N-BOXなど8車種のリコール | Honda
2011年に初代N-BOXが誕生し、翌2012年にN-ONE、2013年にはN-WGN、そして2018年にはN-ONEと、続々と派生モデルが展開されているNシリーズ。累計で400万台の販売実績を誇るホンダの軽自動車です。
こちらの情報から、今回のリコール対象となっている期間(2017年7月~2024年11月)の販売台数は、N-BOXが約157万3千台、N-WGNが約24万1千台、N-VANが約21万8千台、N-ONEが約8万1千台で、シリーズ合計で約211万3千台です。
したがって、対象期間に販売されたうちのおよそ4分の3に相当する、74%がリコール対象になっています。
今回の不具合箇所は原動機(排気ガス再循環装置)で、部品の材質と制御プログラムに問題があり、エンジンが冷えた状態からの短距離走行を繰り返すことで部品の接合部等が腐食し、その破片が原因で最悪の場合は走行中のエンジン停止に至る不具合です。
ホンダ 「N-BOX」など8車種 155万台余リコール | NHK | 自動車
同時に、まったく別の改善対策(保安基準の不適合ではなくリコールではないが、放置すると危険な不具合への対策)も行われています。
N-BOX、N-BOX CUSTOM、N-BOX JOYの改善対策 | Honda
こちらの不具合は車両挙動安定化制御システム(ビークル スタビリティ アシスト:VSA)のプログラムに問題があってブレーキペダルの操作力が増大する(体感として効きにくくなる?)おそれがある不具合です。
こちらは令和5年9月以降に製造されたN-BOXシリーズが対象となっていて、245,739台(その期間に販売されたN-BOXシリーズのほぼすべて)が該当しています。
ホンダ 「N-BOX」シリーズ3車種24万5千台に改善対策 ブレーキに不具合 | 中古車なら【グーネット】